こんにちは、カーハート神戸です。
まずはこちらの画像をご覧ください。
「うわぁ...。」と思わず声が出てしまいそうなシミです。
こちら定期的にご相談頂くメッキモールのシミになります。
日本車のメッキモールはステンレス製であるのに対し、欧州車では主にアルミ製が採用されています。
そのアルミをむき出しのままではいけませんので、特別な加工がされていますが、日本の高温多湿な環境が悪影響を及ぼしてシミを発生させてしまっています。
BMW 320i ラグジュアリー (F30)なのですが、せっかくのラグジュアリー感を台無しにするシミです。
洗車でキレイにしていても...。
メッキモールは水アカがびっちりで汚いです。
今回は平成25年式と6年ほど経過しています。
保管環境やお手入れの頻度によって変わるとはいえ、短いと1-2年、遅くとも数年経過するとシミが発生します。
ちなみにこのメッキモールのシミは輸入車であれば必ずと言っていいほど発生します。
当店のメッキモールの投稿にはBMWが多いのですが、アウディ、メルセデス・ベンツ、ポルシェ、フォルクスワーゲン、マセラティ、ボルボ、アストンマーティン、ベントレー、MINI...。など価格帯に関係なくメッキモールにシミが発生します。
交換すると20万円ほどかかるみたいです。
でも、交換してもまたシミになってしまうのでおすすめできません。(予防方法は完成写真のところで書きます。)
この残念なシミを磨きでとっていきます。
最近、専用の研磨道具を導入したので以前よりもキレイにすることができています。
まだ途中ですが、ほぼシミが無くなっているのがわかります。
ここから更に磨いて、洗車して完成です。
完成写真をご覧ください。
いかがでしょうか?思わず「おおぉ...!!」っと声の出そうなくらいの輝きではないでしょうか。
よーく見ると若干シミが残ってしまっています。
このレベルのシミは非常に強固で、落とすことができません。
しかしほとんど目立たないレベルか、完全に落とすことができます。
少し離れると全然わかりません。
施工前の状態と比べてみますと
キレイの差は歴然です。
ちなみに、シミはサイドミラーの下のメッキモールにはできにくいです。
なぜなら雨や水が当たりにくいからです。
このことから分かるように、予防方法としては雨が当たらないようすることが挙げられます。
そして雨に降られた後、洗車の後は必ず水滴や水分が残らないように拭くことです。
ボディだけでなく、メッキモールも美しく新品のようにできます。オーナー様にもとても喜んで頂けました。
ご用命ありがとうございました。
ちなみにメッキモール磨きの料金は大体のお車で ¥44,000~¥77,000です。
重度であったり、施工範囲が大きかったり、他のリスクがある場合変動します。
お悩みの方、ぜひご検討ください。
2021/03/17 追記 : メッキモールがシミになる前にプロテクションフィルム、ラッピングフィルムで保護できます。
これまでメッキモールのシミは磨くことでしか対処できませんでしたが、あらかじめモールにフィルムを貼っておくことで予防できるようになりました。最近、よくお問い合わせ頂くアイテムです。
メッキモールはシミになることが確実です。
ぜひシミになる前にフィルムで保護することをオススメいたします。
お気軽にご相談ください。