コーティングや内装のべたべた除去などを施工したマセラティ スパイダー 90周年記念モデル

Maserati/マセラティ イタリア車 ルームクリーニング

【ルームクリーニング】Maserati Spyder 90th Anniversary

こんにちは、株式会社カーハート 神戸店です。

今回は Maserati Spyder 90th Anniversaryの施工実績をご紹介いたします。

施工内容

  1. GENESIS ガラスコーティング
  2. ルームクリーニング(べたべた除去)
  3. レザーリペア

以上、3点をご用命頂きました。

数年前にもご用命頂いたオーナー様からでした。この度もご用命いただきありがとうございます。

今回のスパイダーはマセラティ90周年記念モデルです。

調べてみると アジア・ヨーロッパ・オセアニア 90台、北米90台の計180台限定のお車で、日本に割り当てられたのは8台のみという貴重なお車です。

2004年にリリースされておよそ15年以上経過したお車にもなります。

今回、特に注目したいのが インテリアのベタベタです。

これは左はエアコンダクト、右はステアリングコラムカバー(ハンドルの根本のカバー)なのですが、写真から分かる通りかなりベタベタになっています。

このベタベタは今回のスパイダーが特別なのではなく、欧州車特有の問題です。

マセラティだとクーペ、スパイダー、旧型のクアトロポルテなどでよく報告されているようですね。

これはガレージ内でしっかりと保管されているかに関係なく発生し、高温多湿の日本の環境が悪影響を与えています。

メッキモールのシミといい、日本の高温多湿は本当に欧州車と相性が悪いですね。

このベタベタになるパーツはゴムが混ざった樹脂塗料で塗装してあるのですが、それが経年劣化で溶け出してきます。

普段なかなか触れないパーツがベタベタするならまだ良いかもしれませんが、よく触れるスイッチ類でベタベタが発生しますので乗り手には結構ストレスです。

今回、このパーツのベタベタをしっかり除去し、元のサラサラのパーツへとよみがえらせました。

見た目からベタベタが無くなっているのがよくわかりますね。

なお、今回は取り外せたパーツのみリフレッシュさせていただきました。

他のパーツについてはご相談ください。

ルームクリーニング・レザーリペア施工前の状態をご覧ください。

全体的に汚れているのが分かりますし、シートのサイド部が傷んでいるのがよくわかります。

繊細な生地が汚れていますのでラフに扱うと破れるリスクがありますのでやさしいアプローチで出来る範囲でキレイにしていきました。

フロアマットのビフォー・アフターがこちら。

本来のグレーカラーが蘇ってまいりました。

レザーリペア・ルームクリーニング完成の様子がこちらです。

沢山のひび割れたシワがなくなり、本来の青のシートがキレイによみがえりました。

施工前の状態はありませんでしたが、ドアトリムもレザーリペアいたしました。

ルームクリーニング全体の完成写真がこちらです。

ルームクリーニング施工後の車内の様子

いかがでしょうか。

下の施工前の状態と比べてみてください。

ルームクリーニング施工前の車内の様子

全体的に黄ばみ感が無くなりましたが、背もたれの部分の汚れが完全に落ちていません。

これには理由がありまして、シートの傷みが激しく 通常のルームクリーニング ウェット式で使うリンサーを使うと 生地の色落ちや破損に繋がることが予想されたからです。

ですので、生地へのダメージを抑えつつクリーニングいたしました。

欧州車は繊細な素材がインテリアに使われていることが多いですので、クリーニングするのも いつもながらの方法以外も検討しつつクリーニングする必要があります。

最後にコーティングの様子をご覧ください。

研磨前の洗車でボンネットの隙間の汚れを落としているところです。

研磨前のボディの状態をご覧ください。

15年も経過したボディですので、線キズはもちろん ウォータースポットなどのダメージが蓄積されておりました。

特に水平面でもあるトランク上面を見ると、細かな傷が無数に付いているのがわかります。

こういった傷は洗車後タオルで拭くことでも入る不可抗力な傷です。

マセラティ スパイダーを研磨しているところ

カーハートの熟練スタッフたちが全体を余すところ無く磨き上げ、蓄積されたダメージをリカバリーいたしました。

磨き途中のボンネットです。

ある程度キレイになっていますが、もうちょっと磨くともっとキレイになりそうです。

磨き終えました。

ギラギラしていた表面が滑らかになり、鏡のようなボンネットになりました。

最後は最終チェックで各パーツ間の汚れを落として完成です。

マセラティやフェラーリはボンネットを開くと色名が書いてあるのですが、手書きで「BLU 90° ANNIVERSARIO」と書いてありました。

調べると90周年記念モデルで初めてリリースされた新色のブルーだそうです。

色名からするともしかすると限定色なのかもしれませんね。

エンジンルームには懐かしい雰囲気がするV8エンジンが積まれていました。

では、明るさ・コントラスト加工 一切なしの 完成写真をご覧ください。

深く美しい青が蘇ってまいりました。

ちなみに90周年記念モデル限定でフェンダーにはマセラティロゴが装着されています。

センターコンソールを見ると何台目かを示すプレートがはめられています。

オープンカーですとフロントガラス上に細いアーチがかかりますが、こういったパーツも見逃すこと無くしっかり磨き上げてコーティングしております。

大変美しい青をまとったマセラティ スパイダーが完成いたしました。

コーティングならではの美しい輝きです。

オーナー様には大変喜んでいただくことができ、別のお車のコーティングもご検討いただけました。

またのご用命お待ちしております。

https://carheart.jp/2014/01/20/coating-maserati-cope-gransport-10th-anniversary/

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