こんにちは、カーハート 神戸です。
今回は 1993年式 ポルシェ 911(964)の施工実績をご紹介致します。
施工内容は ルームクリーニング ウェット式 と 酸化チタンコート の2点でした。
以前にご紹介した ロータス エリーゼとお悩みが一緒で、今回のポルシェも カビの発生にお悩みでした。
主に助手席に発生していたということなのですが...
開けてみると、あれ? カビがありません。
実はオーナー様の方ですでにほとんど除去されていました。
とはいえカビの温床である汚れは、取り切れていないところもあるのでクリーニングをお願いします。とのことでした。
ルームクリーニング ウェット式 でシートやフロアの隅々までのクリーニングと、酸化チタンコートでカビを予防をさせていただくことになりました。
アームレストも付いていない非常にシンプルなドアは、走りを追求したスポーツカーらしさがあります。
趣味性の高いスポーツカーだからこそ、青空駐車ではなくガレージの中で大切に保管されていることが多いのですが、それが逆にカビを発生させやすくしてしまっています。
カビの3大発生条件は
- 70%以上の湿度
- 20-30度の気温
- 栄養分
この3つが揃うと発生すると言われています。
逆に、このうち1つでも欠けていれば発生しません。
高温多湿になりやすい春夏シーズンが要注意ですが、秋冬も保管状況・車内の状態次第では発生してしまいます。
ボディの美しさも大事ですが、車内の清潔さも大事です。
むしろ、運転中に触れる・触るのは車内ですから、ボディの美しさよりも大事かもしれません。
定期的なクリーニングや換気を心がけることが重要です。
シートを外して隅々までクリーニング致しました。
リンサーを使ってシート内の汚れもバッチリクリーニングです。
仕上げた後は酸化チタンコートで、カビが発生しにくい環境に仕上げます。
キレイなシートを元に納めて完了です。
アナログなメーターが並ぶインパネがとてもクールです。
今の時代では珍しくなった、大型のリアウィングや愛嬌たっぷりのカエル顔のポルシェ 911 type 964。
清潔になったシートで快適なドライブをお楽しみいただければと思います。
ご用命ありがとうございました!!
ちなみに、同じ ポルシェ 911 type 964 にボディコーティングを施工したことがありましたので完成写真だけご紹介致します。
年式が25年以上経過したお車でしたが、コーティングによって新車のような輝きに蘇らせることができました。
車内もボディもキレイが1番です!!
ご用命ありがとうございました。